深イイ話


          やっと完結編。 もうちょっとお付き合い下さいませ。 (^^ゞ

          丁度、浜松を出る頃でした。 
          指回りに確かにあったものが、ナイ!と、気付いたのは!!

          それは、亡くなった母から、二十歳の誕生祝いにもらった指輪で
          今は、アクセサリーと言うより、お守りみたいなものでした。
          それが、無い~~ (ToT)

          確か、ホテルを出た後、車の中で日焼け止めを塗ったんだった。
          その時、外した…

          沼津に着くまで、荷物をくまなく探しても、やっぱりナイ。
          一応、心当たりの3か所に電話を入れたが返事がナイ。
          お昼に食べたかったお寿司も、それどころじゃあないし。

          楽しい旅の最後に、こんなオチがあったとは… 
          ものすごく落ち込みながら
          高速に乗る直前、再度お願いの電話を入れてみる事に。
          すると~~ (涙) 

          見つけてくれたのは
          途中、立ち寄った浜松城の駐車場のオジサンでした。
          電話のやり取りだけでも、優しいお人柄が伝わります!


          こりゃ~ ものすご~く大事なもんだって思ってね~
          よ~く探してみたんだよ~
          そうしたら、あってね~ 今電話しようと思ってたんだよ~
          ヨカッタ、ヨカッタ。
          

          オジサン、多分75歳までは、ここにいられると思うから
          浜松来たら、寄ってね。
          海でも、どこでも、案内してあげるからね。
          
          明日すぐ送ってあげるからね。

          普通、落し物はそこまでしないから、初めてなんだけど
          オジサン、間違いなく、送るからね。
          

          着払いって言われたけど、ちょっと高かったから
          普通郵便で送ったよ。
          チャンと送ったから、大丈夫だと思うけど。



          こうして、私の大事なお守りは
          しっかりチャンと届けて頂いたのでした。 \(;_;)/

          オジサン、本当に本当に有難うございました!!<(_ _)>

深イイ話_d0167088_17113424.jpg

          落とした時は、もちろん袋にも入っていなかったわけで。
          このシンプルで、小さい指輪が戻って来るなんて~

          夫には、便せん10枚分お礼を書くように言われました。
          お礼の品に、添えた手紙は一枚だけでしたが
          気持ちは、10枚分込めたつもりです!

          浜松の温かい人情にも触れ、とっても良い旅が出来ました。         
          それにしても、一泊なのに、4回に分けてお届けするとは… ^^;

          秋になる前に、他のレポートも急がねばっ。







 
by dimages | 2011-08-29 17:35 | オフタイム
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